ピアノの音階 · モード
モード(教会旋法)
白鍵をドからドまで弾くと長音階。同じ鍵盤をレからレ、ミからミまで弾くと、そのたびに違う気分になります。それが7つのモードです。下のツールで、同じ音から、明るいものから暗いものまで聴き比べてみましょう。
伴奏をスタートして、パソコンのキー A S D F G H J K Lを弾いてみましょう。キーを1つ進むごとに音階の次の音になるので、どう弾いても外れません。光っている鍵盤をクリックしてもOK。伴奏をスタートして、光っている鍵盤をタップ。どれも音階の音なので、どう弾いても外れません。
白鍵で覚えるコツ
7つのモードは、どれも長音階と同じ音を使います。違うのは、どの音が家になるかだけ。白鍵なら、ドからドがイオニアン、レからレがドリアン、ミがフリジアン、ファがリディアン、ソがミクソリディアン、ラがエオリアン、シがロクリアン。家を動かすと半音の位置が動き、それで気分が変わるのです。
7つのモード、明るい順に
| モード | 公式 | 白鍵で | 響き |
|---|---|---|---|
| リディアン | 1 2 3 ♯4 5 6 7 | ファ ソ ラ シ ド レ ミ | 明るく、夢見るように、浮かぶ響き |
| イオニアン | 1 2 3 4 5 6 7 | ド レ ミ ファ ソ ラ シ | 明るく、落ち着いた、幸せな響き |
| ミクソリディアン | 1 2 3 4 5 6 ♭7 | ソ ラ シ ド レ ミ ファ | メジャーなのに、くつろいだブルージーな響き |
| ドリアン | 1 2 ♭3 4 5 6 ♭7 | レ ミ ファ ソ ラ シ ド | マイナーなのに明るく、希望のある響き |
| エオリアン | 1 2 ♭3 4 5 ♭6 ♭7 | ラ シ ド レ ミ ファ ソ | 悲しく、暗く、まじめな響き |
| フリジアン | 1 ♭2 ♭3 4 5 ♭6 ♭7 | ミ ファ ソ ラ シ ド レ | 暗く、緊張感のある、スペインの響き |
| ロクリアン | 1 ♭2 ♭3 4 ♭5 ♭6 ♭7 | シ ド レ ミ ファ ソ ラ | 不安定で、解決しない、不気味な響き |
表を上から読むと、どのモードも上のモードより音がひとつ多く下がっています。リディアンには♯4、イオニアンでそれが下がり、ミクソリディアンで7番目、ドリアンで3番目、エオリアンで6番目、フリジアンで2番目、ロクリアンで5番目が下がります。
モードの2つの考え方
元の音階から:Dドリアンは、ハ長調の音階をレから弾いたもの。音を見つけるのに便利です。Aドリアンはト長調をラから、Eミクソリディアンはイ長調をミから。
同じ主音から:Dドリアンは、ニ短調の音階の6番目を上げたもの。色を聴き分けるのに便利で、上のツールはこの考え方です。主音はそのままモードを切り替えて、どの音が変わるかを聴いてみましょう。その1音がモードの個性で、ツールで光っています。
モードを使う
モードは、ふさわしいコードの上でだけ、そのモードらしく聴こえます。DドリアンをCメジャーのコードの上で弾いても、ハ長調にしか聴こえません。だからツールの伴奏は、主音のコードと、モードの特徴の音を含むコードを行き来します(ドリアンならDmとG、リディアンならCとD)。伴奏をスタートして、弾いてみましょう。
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よくある質問
7つのモードとは?
イオニアン、ドリアン、フリジアン、リディアン、ミクソリディアン、エオリアン、ロクリアン。長音階を、その7つの音それぞれから始めたものです。白鍵なら、ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シから始まります。
モードをいちばん簡単に覚えるには?
上のツールのように、同じ主音から聴き比べることです。どのモードも、長音階か短音階の1つか2つの音を変えたものです。リディアンは長音階に♯4、ミクソリディアンは長音階に♭7、ドリアンは短音階の6番目を上げたもの、フリジアンは短音階に♭2。
長音階はどのモード?
イオニアンです。自然短音階はエオリアンです。
いちばん明るいモードは?
♯4のあるリディアンです。明るい順に、リディアン、イオニアン、ミクソリディアン、ドリアン、エオリアン、フリジアン、ロクリアン。ひとつ進むごとに、音がひとつずつ下がります。
モードと音階の違いは?
モードも音階です。長音階と同じ7つの音で、家になる音だけが違います。それで全音と半音の並び方が変わり、モードごとに違う気分になります。
モードの元になる長音階の見つけ方は?
元の長音階まで数えて下がります。ドリアンは元の長音階の2番目の音から、フリジアンは3番目、リディアンは4番目、ミクソリディアンは5番目、エオリアンは6番目、ロクリアンは7番目から始まります。だからAドリアンはト長調の音、Eミクソリディアンはイ長調の音でできています。